大毅“世界前哨戦最終章”へ進化に自信

 「ボクシング10回戦」(8日、名古屋国際会議場)

 ボクシングの亀田3兄弟の次男で、現WBA世界スーパーフライ級2位の亀田大毅(24)=亀田、IBFユース・バンタム級王者アーロン・ボバディージャ(22)=メキシコ=によるバンタム級契約10回戦の前日計量が7日、名古屋市内で行われ、大毅はリミットの53・5キロ、ボバディージャは53・3キロで、ともに1発でパスした。

 元WBA世界フライ級王者でもある大毅は、9月にWBA世界スーパーフライ級王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)に挑戦して、世界2階級制覇をもくろむ。今回の試合を「世界前哨戦最終章」と位置づけ「カギは右」とテーマを掲げた。

 「今まで左に頼ってきた」と、得意パンチは左フック。「打ち方を変えた。説明でけへんけど、すごく出しやすくなった。右を出さな世界は無理」とボクシングの進化に自信をのぞかせる。

 前日に三男・和毅が8月1日の世界初挑戦を発表。長男・興毅も7月23日に防衛戦を行う。3兄弟同時に世界王者となれば、12月に3大世界戦を行う予定。大毅は「誰が一番いい試合をしたかをみんなで投票して、12月のメーンを決める」と“亀田兄弟総選挙”をブチ上げた。

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