「ＩＢＦ世界スーパーフライ級王座決定戦」（９月３日、サンメッセ高松）

　ボクシングの亀田ジムは１７日、所属する亀田３兄弟の次男でＩＢＦ世界スーパーフライ級３位の大毅（２４）が、９月３日に高松市のサンメッセ高松で、同級４位ロドリゴ・ゲレロ（２５）＝メキシコ＝と同級王座決定戦を行うと発表した。

　大毅の世界２階級制覇挑戦が決まった。ＩＢＦの指令による決定戦で、香川県初の世界戦開催。ＩＢＦ世界戦の国内開催は、ＪＢＣの加盟後初めて。さらに、２３日に防衛戦を行う長男・興毅、８月１日にＷＢＯ世界王座に挑戦する三男・和毅と３連勝すれば、世界初の３兄弟同時世界王者、３兄弟でＪＢＣ加盟４団体ベルト奪取の達成と記録ずくめの一戦になる。

　元ＷＢＡ世界フライ級王者の大毅は１１年１２月以来の世界挑戦に、「ＷＢＡと思ってたけど、ＩＢＦになったのも運命やな。オレはまだ本気出してない。本気になったら絶対に負けへん」と勝利を宣言した。