興毅「ガリガリ君」に感謝 挑戦者にも
「デイリー後援・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(23日、東京ビッグサイト)
ボクシングのダブル世界戦の前日計量が22日、都内のホテルで行われ、WBA世界バンタム級(リミット53・5キロ)戦の王者・亀田興毅(亀田)と挑戦者ジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)はともに53・5キロ、同女子世界ミニマム級(リミット47・6キロ)の王者・多田悦子は47・1キロ、挑戦者オルティスは47・2キロで、全員1回目でパスした。
興毅は、前戦でKO宣言を守れず「次の計量ではホラ貝を持って行く」と約束していたが方針転換。代わりにアイスキャンディーの「ガリガリ君」を持参し、アポリナリオに手渡すと「お互い減量してガリガリになってるからな」と、高笑いした。
実はガリガリ君は興毅の減量の“秘密兵器”。1本わずか70キロカロリーで、「口の中が冷えるし、少しずつ食べられる。今回はめちゃくちゃ暑かったから、ほんまにガリガリ君には助けられた」と感謝した。
「あしたは楽しんで暴れ回りたい」と話し「夜は西麻布の行きつけの店でスッポンとウナギとイノシシとクマを食べる。これは最強やで」と、獣を食べて精を付ける。くしくもアポリナリオの異名は“アイスマン”。ガリガリ君のごとく平らげてV7を決める。