引退表明した大毅が帰国「完璧だった」
ボクシングの元世界2階級制覇王者で、左目網膜はく離のため4日に現役引退を表明した亀田大毅(26)が5日、滞在先の米国から成田空港に帰国した。
「(13年の)統一戦で負けて辞めたいと思ったが、多くの人に迷惑をかけたので真剣にボクシングをやり直そうと思った。(昨年6月の)メキシコ合宿中に左目をケガして、実際に引退を決めたのは9月の試合前。怖かった」と明かした。そして「まさか、2回もチャンピオンになれるとは。亀田大毅としては完璧だった」と、ボクシング人生を振り返った。
3日にはニューヨークで、昨年10月に結婚した8歳年上の夫人と式を挙げた。大毅は「世界は広い、ということが分かった。いろんなことをしたい」と話し、第二の人生を模索していく。