亀田3兄弟JBCに6億円損害賠償請求
ボクシングの亀田プロモーションと亀田興毅氏ら「亀田3兄弟」の代理人、北村晴男弁護士が23日、都内で会見し、1月14日付で日本ボクシングコミッション(JBC)と同理事らを相手に6億6千万円の損害賠償を求めて提訴していたことを明らかにした。
14年2月に亀田大毅の世界戦を巡りJBCから亀田ジム会長、マネジャーがライセンスをはく奪され3兄弟が日本で試合ができなくなった。請求額は失われたとみられる興行収益、ファイトマネーに相当するという。
会長らの資格復帰も係争中だが、北村弁護士は「他のジムに移籍したり、他の会長を立てたり、復帰に向け努力したが、JBCは3兄弟を拒否してきた」とした上で「現役のプロボクサーの選手生命を不法に奪う行為は絶対に許されるものではない」と批判した。
JBCの浦谷信彰統括本部長は「訴状は届いていますが、今日のところはノーコメントです」と話した。