薬物疑惑、体重超過…“ボクシングを汚した王者”ネリに怒り収まらず
ボクシングのV12王者“神の左”山中慎介を破ったルイス・ネリ。賞賛されるべき男ですが、薬物疑惑や体重超過など蛮行を繰り返し、それでも反省の色は全くなし。その姿に周囲の怒りが収まりません。
公開日:2018.3.4
“神の左”山中を止めた男に薬物疑惑…再戦へ
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(15日、島津アリーナ京都)
山中「神の左」不発で号泣陥落 ネリに4回TKO…具志堅氏に並べず
「神の左」が負けた-。王者・山中慎介(34)=帝拳=が同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)に4回2分29秒TKO負けを喫し、13度目の防衛に失敗。
2011年11月から保持してきたタイトルを失い、具志堅用高の持つ世界王座13連続防衛の日本記録に並ぶことはできなかった。山中はプロ30戦目で初黒星。リング上で悔し涙を流した。進退については明言しなかった。
山中「神の左」不発で号泣陥落 ネリに4回TKO…具志堅氏に並べず
理想とはほど遠い結末だったが、今後については「きょうの試合のことだけだった。何も考えられない」と唇をかみしめた。
山中「神の左」不発で号泣陥落 ネリに4回TKO…具志堅氏に並べず
世界ボクシング評議会(WBC)は15日の世界バンタム級タイトルマッチで山中慎介(34)=帝拳=を破って新王者となったルイス・ネリ(22)=メキシコ=が試合前に行ったドーピング検査で禁止薬物ジルパテロールに陽性反応を示したと23日、公式サイトで発表した。
ネリから薬物陽性反応 無効試合、王座剥奪も 山中の連続防衛続行か!?
日本ボクシングコミッション(JBC)によると、検査は試合まで3週間を切った7月27日に行われた。
ネリから薬物陽性反応 無効試合、王座剥奪も 山中の連続防衛続行か!?
陽性反応を示したジルパテロールは筋肉増強剤のクレンブテロールに似た性質を持つ薬物で、筋肉を強くするための意図的な摂取が疑われている。
ネリから薬物陽性反応 無効試合、王座剥奪も 山中の連続防衛続行か!?
前WBC世界バンタム級王者・山中慎介(35)=帝拳=が1日、都内で現役続行を表明した。8月に山中を破り新王者となったルイス・ネリ(22)=メキシコ=がドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示した問題で、WBCはネリ側に意図的摂取の証拠がないとして王座保持を認め、即時再戦交渉を命じる裁定を下したと、10月31日付で発表。
山中慎介 現役続行 WBCネリ再戦指令で決断「借りを返したい」