薬物疑惑、体重超過…“ボクシングを汚した王者”ネリに怒り収まらず
ボクシングのV12王者“神の左”山中慎介を破ったルイス・ネリ。賞賛されるべき男ですが、薬物疑惑や体重超過など蛮行を繰り返し、それでも反省の色は全くなし。その姿に周囲の怒りが収まりません。
公開日:2018.3.4
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月1日、両国国技館)
ネリ陣営が山中使用グローブに異議 メキシコ製から日本製へ変更要求で山中困惑
ダブル世界戦の調印式が27日、都内で行われ、山中慎介(帝拳)と再戦する王者ネリ陣営が、グローブをメキシコ製から日本製へ変更を要求するハプニングがあった。
グローブチェックでネリのプロモーター、ブリト氏が用意されたメキシコ製を見るとすぐに「日本製にしてくれ」と要求。突然の話にその場は大あらわとなり、28日のルールミーティングまでに結論を出すことになった。
ネリ陣営が山中使用グローブに異議 メキシコ製から日本製へ変更要求で山中困惑
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月1日、両国国技館)
山中、体重超過でタイトル剥奪のネリに「ふざけるな」 試合は決行も
ダブル世界戦の前日計量が28日、東京都内で行われ、王者復帰を目指す挑戦者で同級1位の山中慎介(35)=帝拳=はリミットから200グラムアンダーの53・3キロで1回でパスしたが、王者ルイス・ネリ(23)=メキシコ=は体重超過でタイトル剥奪となった。
3月1日の試合で山中が勝てば王者となり、引き分けか負けなら王座は空位のままになる。
山中、体重超過でタイトル剥奪のネリに「ふざけるな」 試合は決行も
王者の失態に“神の左”が悔し涙を流した。温厚な性格で知られる山中だが、ネリの2・3キロ超過を聞くと思わず「ふざけんなよ」と憤慨。顔を真っ赤にし、目を潤ませながら控室へ消えていった。
山中悔し泣き…王者ネリが2・3キロ超過で王座剥奪「ふざけんなよ」
「今回の試合にかける思いは強かった。注目されている試合で、両者ともしっかりした状態でやりたかった。今回は悔しい」とガッカリ。それでも「試合はあるので、調子を整えて明日は頑張りたい」と自分に言い聞かせた。
山中悔し泣き…王者ネリが2・3キロ超過で王座剥奪「ふざけんなよ」