女子プロレスラーRayさん、悪性脳腫瘍で死去…デイリーに語っていた復帰への思い
悪性脳腫瘍のため闘病を続けていた、女子プロレスラーのRayさんが死去しました。多くのファンや選手に愛され“女ハヤブサ”とも呼ばれた華のあるレスラーでした。生前、デイリーに語っていた復帰への思いとは。
公開日:2018.9.3
「副作用があまり出ていないので、これからかな、という感じです。髪は抜け始めていますが。あとは、頭痛ぐらいですかね」と話しながら髪に指を通し、パラパラと髪が抜けるのを見せてくれた。
脳腫瘍のRay来年5・5の復帰目指す
先が見えないもどかしさを感じている。それでも、再びリングに立つ日が来ることを信じ、「来年の5月5日に間に合わせたいです」と、目標を定めている。
脳腫瘍のRay来年5・5の復帰目指す
故ハヤブサさんも来年5月5日の川崎大会での復帰を目指していたのだ。
脳腫瘍のRay来年5・5の復帰目指す
Rayの治療が始まってわずか半月後、ハヤブサさんがこの世を去った。突然の知らせに、Rayは「ウソでしょ」と絶句。いてもたってもいられず、病院からハヤブサさんの自宅に駆けつけ、安置所で最後のあいさつをしたという。
脳腫瘍のRay来年5・5の復帰目指す
「私が病気になったのも、神様がもうちょっと試練を与えようとしているんじゃないかと思ったことがあって。ハヤブサさんも亡くなって、自分もこういう状況になって、それに耐えられる自分にしか与えられないのかな、越えられる私にしか巡ってこない運命なのかなと。だからこそ、今の状況を打破して、もう一度リングに戻りたい」
脳腫瘍のRay来年5・5の復帰目指す
先の見えぬ闘病生活…仲間たちも全力で支援
脳腫瘍で闘病中の覆面女子プロレスラー・Rayが、6月21日の超戦闘プロレスFMW後楽園大会に来場する方向で調整中であることが23日、明らかになった。
闘病中のRayがFMW後楽園来場決意
3月中旬より都内の病院に入院し、放射線、抗がん剤治療を受けたが、水頭症を併発していることが判明。6日に緊急手術を受け、14日に一時退院し、現在は自宅療養中だ。
闘病中のRayがFMW後楽園来場決意
FMWでは大仁田の発案でRayを支援すべく、8月7日に都内の会場で「Ray AID」を開催する予定。
闘病中のRayがFMW後楽園来場決意