大橋会長、一翔を絶賛も「井上がいる」
「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(11日、ボディメーカーコロシアム)
王者・井岡一翔(24)=井岡=が、クワンタイ・シスモーゼン(31)=タイ=を7回2分17秒KOで下した。
日本プロボクシング協会の大橋秀行会長が一翔を絶賛した。「今は敵がいない。完璧でスキのないボクシングをする。最後は左ボディーから左フック。あれだけきれいなダブルを打てるのは他にいない」。一方で、宣戦布告も忘れなかった。大橋ジム会長として、WBC世界フライ級王者の八重樫東、日本ライトフライ級王者の井上尚弥を率いる。「井岡が防衛を続けるなら、うちには井上がいる。階級を上げるなら八重樫がいる。来年には試合を実現したい」と“打倒・一翔”への意気込みを示した。