減量を支えて来た宮崎の母、防衛にホッ
「WBA世界ミニマム級王座統一戦」(11日、ボディメーカーコロシアム)
王者・宮崎亮(25)=井岡=が、暫定王者のヘスス・シルベストレ(23)=メキシコ=を2‐0の判定で下し、2度目の防衛に成功するとともに王座を統一した。
宮崎の母・恵美子さんは、防衛にホッとした表情を浮かべた。今回初めてリングサイドで試合を見守り「かっこ良かったと思います」と激闘を制した息子をたたえた。今後は1・3キロ上のライトフライ級で戦うことが決定的。「この階級での1・3キロは大きいですよね。あの子が満足できる試合を毎回できればいいと思います」と、過酷を極めた減量を間近で支えてきた母は胸をなで下ろしていた。