井岡一翔、3階級制覇へ世界王座返上
WBAは1日、同世界ライトフライ級王者・井岡一翔(24)=井岡=がベルトを返上したと発表した。5月に予定する次戦はフライ級へ階級を上げ、叔父・弘樹氏(45)を超える3階級制覇に挑むことが有力となった。
昨年12月31日にV3防衛。同級で他団体との統一戦も視野に入れるなど路線が注目されていた中、方針は固まってきた。父でプロモーターの一法会長は「3階級か統一戦で絞り込んでいる」と話すにとどめたが、交渉は最終段階に突入しているもようで、今月中にも決まる見込みだ。
WBAフライ級は現在、スーパー王者がファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)、正規王者がファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)。
一翔は1月に「井岡一翔は、まだこんなもんじゃない。ボクシングの歴史を刻む1年にしたい」と話していた。3階級制覇、そして日本初の4階級を狙う24歳の14年が一気に動き出した。