香川、移籍後初の国内代表戦に気合
「キリンチャレンジ杯、日本-ベネズエラ」(15日、札幌ド)
サッカーの日本代表が14日、ベネズエラ戦の試合会場で前日公式練習を行った。前日帰国したFW香川真司(23)=マンチェスターユナイテッド(マンU)=は、名門軍団に習った“ずぶとさ”でハードスケジュールを乗り切る。
マンU流は脱ナーバス!?FW香川にとってマンU移籍後初となる国内での代表戦。がい旋ゴールに期待がかかる日本のエースは、超過密日程とも格闘する。
7月中旬からの遠征で南アフリカ、中国、北欧でプレシーズンマッチを重ね、20日にプレミアリーグの開幕、9月にW杯予選が控える。前日帰国した香川は「時差ボケもあるけど、そのことでストレスを抱えるとプレーに影響するので、眠れなくても深く考えず、これがベストだと思ってやりたい」とポジティブ思考で打開を図る。
マンUに合流して約1カ月。名門に学んだ、試合に臨む準備を問われると「彼らは日本人みたいに細かくない。ずぶとさもある。そういう部分を見習いたい」と、真っ先にメンタル面を挙げた。「代表はメンタルが一番大事。いかに自分を持ってやるか。いつも通りのイメージとメンタルでやりたい」。時に怪童ルーニーに習い?ずぶとい香川に変身する。