INAC高瀬、主力4人不在も必勝宣言
ロンドン五輪のサッカー女子で銀メダルを獲得した、INAC神戸の日本代表GK海堀あゆみ(25)、MF田中明日菜(24)、FW高瀬愛実(21)が16日、神戸市内で行われたチーム練習に合流した。18日に再開する、なでしこリーグ杯の新潟戦(東北電ス)にはMF沢穂希(33)ら五輪主力組の4選手が欠場。フル出場する田中明、高瀬はプライドをのぞかせた。
沢、MF大野、FW川澄、DF近賀は代表不動のレギュラーとあって休養が与えられる。飛車角抜きの戦いを強いられるが、高瀬は「去年も(沢らが)いない中で結果を出した。いないからどうこう言われるのは嫌なので…」。大黒柱を欠く中盤を統率する田中明も「このメンバーでできると思う。プレッシャーはない」と話した。
星川敬監督は「そういう中でやるのも宿命。(沢らが)いなくても良いメンバー。楽しみのほうが大きい」と信頼を寄せた。遠征メンバーは、わずか13人。「時差ボケが直らない」と苦笑する高瀬だが「90分?全部出る」。昨季の無敗王者が層の厚さを証明する。