佐々木監督に15年W杯まで続投要請

 日本サッカー協会が、日本女子代表の佐々木則夫監督(54)に、15年カナダW杯まで監督の続投を要請する方針であることが11日、分かった。

 8月に佐々木監督に会ったという関係者によると、佐々木監督は非公式な打診はすでに受けている。また、年内のなでしこジャパンの活動がないことや、15年W杯は出場枠が16から24に増え、アジア出場枠も3から5に増えるため、「自分でなくとも出場はできるのでは」という思いから決断しかねているという。

 日本協会の上田女子委員長は「協会としては決めていません」と明言を避けたが、15年まで続投を要請する方針については否定しなかった。また、復帰を希望する佐々木監督の古巣・J1大宮の鈴木茂社長は「あれだけの人なので、2、3カ月だけと言うのは失礼」と、復帰の場合は長期契約を結ぶ考えだ。

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