浦和・猶本、リーグ戦初弾はお預け
「なでしこL、浦和2‐1AS狭山」(16日、浦和駒場)
4位の浦和はAS狭山に2‐1で競り勝った。浦和はU‐20女子日本代表MF猶本光(18)が後半途中から出場し、本職のボランチではなくトップ下でプレーした。3位の岡山湯郷は4‐1で千葉を下し、伊賀‐新潟は2‐2で引き分けた。
猶本が、浦和で新境地に挑んだ。ベンチスタートだったものの、後半15分に投入されると、本職のボランチより1列前のトップ下でプレーした。FWの選手を追い越してゴールを狙う場面もあったが、シュートはゼロ。リーグ戦初ゴールはお預けとなった。
U‐20W杯でも2得点しており、もともと攻撃が好きな選手。「ボランチとは違う楽しさがあった。ポジションも前めになるので(ゴールを)狙っていきたい」と宣言した。村松監督は、同じU‐20代表組のMF柴田と合わせて、「2人が入ってチームの推進力が上がった」と評価した。
筑波大の夏休みも終わり、学業との両立が今後の課題だ。「声をかけられることも増えた。電車では気配を消してます」と有名税も経験しつつ、さらなる高みを目指す。