浦和赤っ恥…G大阪に5失点大敗
「J1、浦和0-5G大阪」(22日、埼玉ス)
首位争いをする浦和は、今季最高4万6046人の観衆の前でJ2降格争い中のG大阪に0‐5の大敗で赤っ恥。3位は守った。
今季で一番大きなブーイングがスタジアムに響いた。四方の客席の前でイレブンが頭を下げるたびに、罵声が飛んだ。右足首を痛めて途中交代したFW原口は「申し訳ないって気持ちだけです」と言葉少な。ムードメーカーのDF槙野も「サポーターの皆さんに悲しい思いをさせてしまった」と渋い表情だった。
下位に沈むG大阪に0‐5の大敗。5失点も5点差以上の負けも1‐6で敗れた08年最終節の横浜M戦以来、約4年ぶりの屈辱だ。勝てば首位に浮上する可能性もあったが、今季最多4万6046人もの観衆の前で大きく期待を裏切ってしまった。前半に2失点を許し、反撃を試みたところで逆にカウンター攻撃に沈む悪循環にはまった。
今季は連敗をしていない。試合後、ペトロビッチ監督は選手に「終わったことは変えられないが、未来は変えられる」と奮起を促したという。槙野は「結果から戦う姿勢を見つめ直せたら」と屈辱をバネにすることを誓った。