インテル本拠地初勝利!長友フル出場

 「イタリアリーグ、インテル・ミラノ2-1フィオレンティナ」(30日、ミラノ)

 サッカー・セリエA第6節インテル対フィオレンティナが現地時間9月30日夜(日本時間1日早朝)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、インテルは2-1でフィオレンティナを下し、今季初めて本拠地で勝利を挙げた。

 インテル・ストラマッチョーニ監督が3パック布陣を敷いてから2試合目。長友は中盤左サイドでフル出場した。まずチャンスを作ったのはインテル。前半16分、エリア内の左サイドでインテルМFサネッティが蹴ったボールが、フィオレンティナDFロドリゲスの上腕部に当たり、審判は笛を吹いた。これでインテルがPKを得た。キッカー、FWミリートが右足で蹴ったボールがゴール枠内に収まり、インテルが先制して1-0。

 同19分には、長友が起点となり攻め込んだ惜しい場面もあった。右サイドからドリブルで駆け上がった長友が左にいたFWカッサーノへサイド・チェンジのボールを出す。カッサーノが前にいたミリートにセンタリングし、絶妙のタイミングでフリーだったミリートがシュートしたが、バーを叩いただけだった。

 そして同34分、DFラノッキアとサネッティのあたりから出たボールを、МFカンビアッソがスルーし、カッサーノが前節キエーボ戦に続く得点で、この日のインテルの2点目を挙げた。ゴール後、カロリーナ夫人が第2子妊娠中のカッサーノは、親指をくわえるおしゃぶりポーズで歓喜を表現した。そして長友を誘い出し、2人並んで仲良く"おじきパフォーマンス"。スナイデルと共にプライベートでも仲がよいカッサーノのゴールお祝いに、長友は喜んで加わった。

 しかし同40分、フィオレンティナはМFピッツァロのアシストで、МFロムロがヘディングシュートを決め1点を返す。後半に入った17分、ボールをキープしていた長友はフィオレンティナのDFロドリゲスから激しく足元を削られた。座り込んで右足をさすりながら、苦しい表情を見せた長友。これに対し、審判はこの日2枚目のイエローを出し、ロドリゲスは退場処分となった。その後、カッサーノのCKからミリートが追加点を挙げる好機もあったものの、結局試合は2-1のままで終了した。

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