指揮官と確執ラモス「問題は解決した」
サッカースペインリーグ、レアル・マドリードのモウリーニョ監督に反旗を翻したとされるDFセルヒオラモスが事態の終結宣言、7日に控える大一番のバルセロナ戦に臨むことを明らかにした。
ラモスは3日の欧州CL・アヤックス戦の終了後「問題は解決した。チームは調子が良いし、僕自身も先発に戻れてとてもうれしい。今はクラシコに向けて集中しなくちゃいけない」と、これまで取り沙汰されていたモウリーニョ監督との確執を払拭したとした。
4日のスペイン紙アスの報道によるとラモスはアヤックス戦を控えた3日午前のチームミーティングで、前回リーグのデポルティボ戦の後半から自分のユニホームの下にMFエジルのユニホームを着ていた理由を説明。続いてモウリーニョ監督に対し反感を抱いていたと受け取れる行動を取ったことを謝罪したという。
一方でマルカ紙では、ラモスは同行動はあくまでMFエジルとの友情関係からしたことで、ほかの理由はないことをチームメイトや監督に説明したと報じている。
いずれにしてもアヤックス戦勝利のあとモウリーニョ監督はラモスのプレーぶりを「私の仕事は選手の自分の選手たちの最高のパフォーマンスを引き出すこと。ベンチ待機になったあとの3試合、彼はとても良いプレーをしている」と手放しで讃え、問題が収拾に向かっていることを印象付けた。