長友、ミラノダービーで「人生初」退場

 「イタリアリーグ、インテル・ミラノ1‐0ACミラン」(7日、ミラノ)

 インテル・ミラノの日本代表、長友佑都(26)がACミランとのダービーマッチに右MFで先発出場。後半3分に2度目の警告を受けて退場処分となった。試合はインテルが1‐0で勝った。カターニアのFW森本貴幸(24)は2‐0で勝ったパルマ戦で出番がなかった。

 インテル・ミラノの長友が、ACミランとのダービーマッチで思わぬ事態に見舞われた。1‐0とリードして迎えた後半3分。相手の蹴ったボールが右腕に当たり、ハンドの反則を取られて2度目の警告を受けた。「たぶん、人生初めての退場かな…」。退場処分でピッチを後にした。

 8月にイタリアのA代表デビューを果たした絶好調の19歳、MFエルシャーラウィのマークを任され、燃えていた。チームメートに「前半は、おまえがしっかり抑えてくれた」と言われるほど奮闘しただけに、試合終了まで気が気でない様子だった。

 「結構危ない場面があったので『お願いします』と願っていた。勝った瞬間、ガッツポーズした。審判が警告を出したので、それを尊重して、僕自身はしっかり反省したい。こういうことはこれからも起こりうる」。1‐0で競り勝ち、胸をなで下ろしていた。

 チームがリーグ3連勝したからこそ「これもいい経験」と言える。次はフランスでフランス代表戦、ポーランドでブラジル代表戦に臨む。対戦成績はフランスが1分け(PK負け)4敗で、ブラジルは2分け6敗と勝利がない。初白星をかける日本代表戦へ、「しっかり、いいパフォーマンスで貢献したい」と、気持ちを切り替えていた。

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