J秋春制継続審議へ…15年導入見送り

 Jリーグが10日、都内で臨時実行委員会を開催し、懸案だった2015年からの8月開幕(秋春制)導入を見送った。今後は「戦略検討会議」を設置し、継続して秋春制実現を話し合う。

 秋春制は欧州の主要リーグと日程がそろい移籍や指導者の交流がしやすくなる反面、問題点が多い。移行時に1・5年間のシーズンとなるため、Jクラブの経営が不安定になることや、スタジアムの予約をしづらくなる点などが課題で、各クラブからも指摘された。

 大東チェアマンは「個人的には移行を前提に話をしたい」としているが、何年からの導入を目指すかについても「戦略検討会議で話し合う」と述べた。

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