遠藤弾もガンバ残留黄信号

 「J1、G大阪1-1広島」(27日、万博)

 G大阪のJ1残留に黄信号がともった。首位広島を相手に前半を0‐0で折り返し、後半11分にMF遠藤がペナルティーエリア内を個人技で突破。左足のゴールで均衡を破ったが、同31分に広島MF森崎和に同点弾を献上。試合終盤には遠藤が前線で張って2点目を狙ったが、結局ドロー。遠藤は「大宮の結果は聞いたけど、気にしても仕方がない」と冷静を装ったが、柏に快勝した大宮との勝ち点差は3に広がり、状況は厳しくなった。

 後半には、DF加地が古傷を抱える左ひざを負傷する不運も重なった。本人は「(症状は)重くないと思う。時間がないので早く治したい」と話したが、早期復帰の見通しは立たない。遠藤は「残り4試合、勝ち点12(獲得)を目指してやる」。大黒柱の先制弾で勝ちきれなかった代償は大きい。

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