G大阪・今野、降格阻止へ古巣と対決
「J1、G大阪-F東京」(24日、万博)
逆転残留を目指すJ1・16位のG大阪が23日、大阪府吹田市内で前日調整を行った。24日のFC東京戦に向け、日本代表DF今野泰幸(29)は「優勝争いしているなら別だけど、古巣でも、全く楽しみじゃない。プレッシャーとドキドキ感でいっぱい」と悲壮感を漂わせた。自身は札幌、FC東京在籍時代にJ2降格を味わっただけに、3チーム目で3度の降格はプライドをかけて阻止したい。
残留を争う14位大宮、15位神戸よりも試合開始時刻が3時間早いが、松波監督は「ほかのチームはコントロールできない。明日の試合を勝ちきるだけ」。仮に引き分けでも上位の結果次第で降格が決まる、がけっぷちの一戦。「人生が変わるくらいの2試合。プレッシャーがかかる中で、貢献して活躍できれば自信になるし、これからのサッカー人生にプラスになる」と今野。日本代表で幾度も修羅場を経験した守備の要が、サッカー人生をかけて古巣をつぶす。