C大阪横山まさかの残留弾!弾!!

 「J1、C大阪2‐2川崎」(1日、長居)

 C大阪と新潟が残留を決め、神戸とG大阪がJ2降格となった。C大阪は、1‐2の後半50分、MF横山知伸(27)が、この日2点目となるゴールを決めて執念のドロー。川崎と引き分け、自力で残留を勝ち取った。

 負けられない‐。1‐2で迎えたロスタイム。C大阪の猛攻に火がついた。締めくくったのは、試合前まで84試合でわずか1得点の横山だった。後半50分、相手GKのクリアボールを受けてシュート。同18分にも一時同点となるゴールを決めていたヒーローは「(2点は)まさかでしたね。落ちてこないかなと待っていた。敵がたくさんいて、焦りましたよ」と満面の笑みで振り返った。

 昨季までの4年間は、川崎に所属。元同僚の日本代表MF中村からは、試合後に「ヨコが点を決めたの見たことねえよ」と冗談交じりの祝福を受けた。移籍後の出番は限られていたが、リーグ戦の最後に大爆発。「これが最後じゃなくて、まだまだ結果を出せる選手になりたい」と、天皇杯での活躍も誓った。

 仮に敗れていたとしても残留はできたが、それは結果論。今月中旬から腎臓の結石に悩まされていたというクルピ監督は「ここで一息つくのではなく、もっと上を目指していきたい」と話した。自力で春をつかみ取った桜軍団。来季は優勝を争う。

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