岡崎決勝ゴール 泥臭く今季初得点
「ドイツリーグ、フュルト0-1シュツットガルト」(1日、フュルト)
シュツットガルトはアウェーのフュルト戦に右MFで先発した岡崎慎司(26)が前半45分にゴールを決め、1‐0で勝った。右サイドバックの酒井高徳(21)も岡崎とともにフル出場し、勝利に貢献した。細貝萌(26)のレーバークーゼンはホームで清武弘嗣(23)のニュルンベルクを1‐0で下し、左サイドバックの細貝とトップ下の清武はフル出場。シャルケの内田篤人(24)はホームのボルシアMG戦に右サイドバックでフル出場し、チームは1‐1で引き分けた。
唇を腫らした岡崎が誇らしげに笑った。ふわりと上がったPKのこぼれ球を頭で押し込み「跳びすぎて着地が顔面からだった。FWっぽかったかなと思うし、自分の感覚で押し込めた」。今季リーグ初ゴールとなった決勝点は、この男らしい泥くさい形で決めた。
日本代表では不動のレギュラーだが、クラブでは常にアピールを要求される立場だ。この日は2試合ぶりの先発でフル出場。「90分出られて良かった。最近やっとゴール前での怖さを発揮しつつある」と、手応えを口にした。
来年6月のコンフェデレーションズカップ1次リーグで、日本がブラジルなど強豪ぞろいの組に入ったことにも刺激を受けた様子。「勝ちにいきたい。楽しみですね、すごく」と勇ましかった。