長友1アシストもインテルはドロー
「欧州L・1次L、インテル・ミラノ2-2ネフチ」(6日、ミラノ)
サッカー欧州リーグのインテル対ネフチが6日夜(日本時間7日早朝)、ミラノのサンシーロ・スタジアムで行われ2-2の引き分けで終わった。インテルの日本代表DF長友佑都は後半に出場し、1アシストとバーを叩く惜しいミドルシュートを見せた。
インテルはすでにグループ予選通過が決まっており、9日のセリエAではナポリとの2位争いのビッグマッチが控えているため、ストラマッチョーニ監督は若手中心のスタメンを組んだ。長友とナポリ戦で出場停止明けのカッサーノは、ベンチスタートとなった。
インテルは前半9分、DFペレイラのセンタリングをゴール前にいたワントップのリバヤが決めた先制点を挙げる。完全にネフチの選手のクリアミスであり、ラッキーなゴールだった。前半は1-0で終了した。
しかし後半7分、ネフチのМFサディゴフがボレーシュートで1-1の同点に追いついた。前半はベンチのカッサーノの隣で試合を見守った長友は後半8分、МFガリターノに代わってピッチに入った。左サイドハーフのポジションで、後半開始から出場していたカッサーノと得点のチャンスを狙った。そしてすぐに好機が訪れる。同9分、左サイドでペレイラから上がったパスを2タッチしながら上がり、左足でゴール前にいたリバヤにセンタリング。これをリバヤが頭で決めて2-1とし、インテルが再びリードした。
長友は何度もカッサーノといいコンビネーションを見せた。カッサーノがボールを持つと、長友が左サイドからするすると上がっていき、カッサーノがボールをキープしながら、長友の動きをみる。長友がフリーになってチャンスボールを出せる態勢に入った瞬間、カッサーノのパスが届き、長友はセンタリングしたり自らシュートを狙っていった。 後半43分も、典型的な二人の連動だった。カッサーノから左サイドでボールを受けた長友は、ワントラップして右足でボレーシュートを狙う。惜しくもバーを叩き、ボールは地面にワンバウンドした。試合は後半45分、ネフチのFWカナレスが同点弾を決めて、試合は2-2のドローに持ち込まれ終了した。