バルサVに大きく前進、FWメッシ2発
「スペインリーグ、バルセロナ4-1Aマドリード」(16日、バルセロナ)
サッカースペインリーグ、バルセロナが2位アトレチコ・マドリードとの直接対決で4-1と完勝。2位との差を9、3位レアル・マドリードとの差を13に広げ、リーグ優勝に大きく近付いた。
17日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティーボによると、試合後アトレチコのシメオネ監督に「バルセロナはほかのチームとは別のカンペオナートを戦っている。今年のリーグは退屈」と言わしめるほどの力の差を見せた。FWファルカオに先制を許したもののDFアドリアーノが同点とし、MFブスケツが追加点を挙げ前半終了を待たずに逆転すると、最後はFWメッシの2発で差を広げた。大勝に気分を良くしたスタンドのバルセロナファンは「モウリーニョ残って」と敵将を揶揄する大合唱までしてみせた。
とはいえチーム自体は慎重な姿勢を崩していない。ビラノバ監督は「我々は多くの試合に勝ったが、そのほとんどで苦しんできた」とバルサ一人勝ちの見解を否定。MFチャビは「僕らは1回引き分けただけで自分たちの戦いぶりに満足しているけど、リーグ優勝が決まったとは思っていない」と話した。