清武「前半で疲れた」精彩欠き途中交代
「ドイツリーグ、ブレーメン1-1ニュルンベルク」(16日、ブレーメン)
ニュルンベルクの清武弘嗣(23)は、アウェーでのブレーメン戦に右MFで先発出場したが、プレーに精彩を欠き、0‐0の前半のみで退いた。試合は1‐1で引き分けた。
「前半で疲れた」 風邪で前節を欠場した影響からか、ニュルンベルクの清武は精彩を欠き「動けなかった。一番悪かった。前半でこんなに疲れたのは初めて」と嘆いた。攻撃的な右MFで先発したが、ボールをうまくコントロールできずに相手に奪われ、CKでは足を滑らせた。
年内の日程が終了し、J1のC大阪から7月に移籍した激動の年が幕を閉じた。ロンドン五輪で主力として活躍し、W杯アジア最終予選でゴールを決めた。「2012年の目標は五輪でメダルを取ることだったが(4位で)手が届かなかった。1年間あっという間」と振り返った。
リーグ戦で3得点してレギュラーに定着し、確かな足跡を残した。年末年始は故郷の大分でリフレッシュする予定で「コンディションをしっかり整え、後期も頑張る」とさらなる飛躍を誓った。