桐光学園DF諸石“今野流”で完封だ!
「高校サッカー選手権・準々決勝、作陽‐桐光学園」(5日、ニッパ球)
桐光学園(神奈川)が4日、準々決勝・作陽(岡山)戦に向けて横浜市内で調整を行った。同校の守備の要であるU‐18代表DF諸石健太(3年)は、日本代表DF今野泰幸(J2G大阪)流の守備での完封を誓った。
身長180センチと、センターバックとしては決して大柄とはいえない諸石は、代表歴もあるが「技術もないし、身体能力もない自分は世界には通用しなかったと思う」と自己分析。それだけに「今野さんのような細かいポジショニングなどで相手を封じる守備を意識しています」という。
今野も身長178センチながら抜群の守備力で、日本代表の守備を支えている。諸石にとっては「ずっとあこがれの存在。大舞台での勝負強さもすごい」。Jのユースチームがひしめくプリンスリーグでも、今野流の守備で堅守を誇ってきた。「(プリンスでは)Jリーグに行くような選手たちを相手にやってきた。自信はあります。自分たちらしさを出せば結果はついてくる」と、国立の舞台を引き寄せる。