世界最高GKカシリャスが連続ベンチも
サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのGKカシリャスが6日(日本時間7日未明)のホーム、レアル・ソシエダ戦で前戦に続いて控えに回る可能性があると、5日のスペイン紙マルカが報じた。モウリーニョ監督は4日の戦術練習でまずGKアダンを先発メンバーとともにプレーさせ、その後サブ組だったカシリャスに入れ替えたという。
カシリャスのベンチ待機は昨年最後の試合だったマラガ戦からで、「戦術的な判断」とだけ説明されている。今節も継続されればリーグ戦2試合連続の欠場で、同様のケースは07‐08年シーズンにもあったが、これはリーグ優勝を決めたあとの消化試合でのことだった。所属クラブ以外ではスペイン代表でもキャプテンを務める象徴的なGKがホーム試合でベンチを温めるとなればファンの中でも賛否が分かれるところで、クラブは対応に苦慮しているという。
なおカシリャスは4日に国際サッカー歴史統計連盟から5年連続して『世界最高GK』に選ばれた。同ランキングでは2位がイタリア代表のブッフォン、3位がチェコ代表のGKチェフだった。