鵬翔、帰って授業 18日再び東京へ

 14日に東京・国立競技場で予定されていた京都橘(京都)‐鵬翔(宮崎)による第91回全国高校サッカー選手権の決勝が、降雪のため中止された。19日の午後0時5分開始に延期され、会場の変更はない。

 突然の事態にも、鵬翔は文武両道で優勝を目指す。延期される19日までの期間について、松崎監督は「学校も始まるし、宮崎に戻って通常通り準備を進めます」。15日に宮崎へ戻り、試合前日の18日に再び東京入りする予定だという。

 飛行機を使った移動には、さまざまな負担があるが「疲労は出やすいと思うが、準々決勝の後も戻ったので移動も慣れてきた」と、FW北村は力強く語った。

 ロッカールームで伝えられた中止の一報。北村は「雪の中ではやったことがないので楽しみだなと思っていた」と少し残念そうに話したが、「両校優勝は素直に喜べないので(延期は)うれしい」と、仕切り直しの一戦は歓迎。県予選決勝で左ひざを負傷したエースMF中浜にとっても朗報で「1週間で、ドリブルの感覚を戻したい」と、意気込んでいた。

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