「高校サッカー選手権・決勝、鵬翔２（ＰＫ５‐３）２京都橘」（１９日、国立）

　どちらが勝っても初優勝となる対戦で、鵬翔（宮崎）が２‐２で迎えたＰＫ戦で京都橘（京都）を５‐３で下し、初優勝を果たした。

　鵬翔の応援に駆けつけたＯＢで浦和の元日本代表ＦＷ興梠が、後輩の成し遂げた偉業に感激した。自身は０４年度大会でベスト８止まり。それだけに「感動しました。みんなすごい。自分たちができなかったことをやってくれた。あきらめない姿勢が生きた。決勝に楽な戦いはない。相手も気持ちが入っていた」と喜んだ。試合前にロッカーを訪れ「両チームとも実力があるので、あとは気持ちの問題」と激励。試合後は同じ場所で祝福した。