負傷の重松、新天地・愛媛で完全復活だ
J2愛媛FW重松健太郎(21)が、新天地で完全復活を狙う。
デビューした2010年、FC東京で19試合に出場して3得点。U‐19日本代表にも選ばれた逸材だ。11年には福岡で25試合に出場。着実に結果を残していた。
だが、FC東京に戻った昨年は出場機会に恵まれず、7月に甲府へ期限付き移籍。しかも加入早々の練習試合で左膝を負傷。半月板損傷の重傷で手術を受けた。
まだ全力では走れない。開幕は刻々と近づいているが「焦ってもよくない。今やれることをしっかりやるだけ」と、リハビリメニューに黙々と取り組んでいる。
実績を考えれば、レギュラーFWとしての活躍を期待される。「昨年は1年間、試合に出られなくてつらかった。今年はケガを治して、1試合でも多く出て点を取りたい」。苦難に耐える若きストライカーは、復帰後の大暴れを誓った。