陽子がポスト澤!美南らと初なでしこ選出
日本サッカー協会は18日、アルガルベ杯(3月6日開幕、ポルトガル)の日本女子代表23人を発表した。昨年のU‐20女子W杯で活躍したMF田中陽子(19)=INAC神戸=とFW田中美南(18)=日テレ=ら6人が初選出。昨年5月に左前十字じん帯を断裂した京川舞(19)=INAC神戸=が昨年のアルガルベ杯以来の復帰を果たすなど若手主体の顔ぶれになった。
田中陽はU‐20女子W杯で6試合6得点の活躍で一躍ブレーク。佐々木監督は会見で「やってはいけないミスもある」と指摘しつつも、「キック、ミドルシュートや果敢なアプローチ、DFのチャージもうまい」と長所に注目。ボランチで起用の予定で“ポスト澤”として期待がかかる。
次回14年のU‐20女子W杯にも出場できる田中美は飛び級招集。監督は「U‐20でエースとして活躍してくれるのは間違いない。その後すぐ、なでしこに来てプレーできるか否かというところに可能性も秘めている」と15年カナダW杯も見据えた選考だと明かした。
田中陽は「自分のプレーをしっかり出してチームに貢献したい」、田中美は「失敗を恐れずに、全力で頑張っていきたい」と意気込んだ。