【一問一答】長友佑都ミラノダービー
「イタリアリーグ、インテル・ミラノ1-1ACミラン」(24日、ミラノ)
サッカー・セリエA第25節インテル対ミランが24日夜(日本時間25日早朝)、ミラノのサンシーロ・スタジアムが行われ、インテルは日本代表DF長友佑都のアシストで追いつき1-1で引き分けた。しかし後半、長友は左ひざの不調を訴えて自らベンチに下がった。患部は腫れており、26日午後にも精密検査を受ける。
-ケガの具合はどうか。誰かとの接触だったのか。
「自分で、ちょっとひざを軽くひねった」
-12月18日に痛めた部分とは違うのか。
「あれとは違います」
-どういう状態で起こったのか。
「相手と交錯もした。その時にちょっと軽くひざが入ってしまった。2回ぐらいあった。ボアテングとノチェリーノと対戦している時に。後半の10分過ぎたぐらいだった。チームのためを考えて、100%でプレーできないので(ピッチから)出たほうがいいかな、と交代した」
-腫れているのか。
「はい」
-同点の得点シーン。スケロットがファーにいたところにドンピシャで入った。
「あれは本当にクロスは練習している部分でもあるので、日々の練習がああいうちょっとした部分で出てくれた。ただスケロットの動きもよかった。すごいいい入り方をしてくれていた。練習通りのいいクロスだった」
-前半のエルシャーラウィの得点に対する動きは。
「僕らがボールを持っていた時に、僕もポジションどりで左の位置に開いて高い目にとっていた。ちょっと捕え方が悪くて戻るのが遅れたという感じだった。自分がボールを持った時はいいポジションをとらないといけないし、ずっと彼を見ていても僕らの難しい部分があるので、あの点の取られ方は悪かった。あとは自分のポジショニングを考えたい」
-左サイドが上がって来た時に、クロスを出していいという指示は出ていたのか。
「グアリンはサイドバックを見ながら、僕はエルシャーラウィを見る感じで入っていた。相手のサイドバックもかなり高い位置に(ポジションを)とってきていたので、なかなかグアリンも(マークに)つくのが難しい状況で、簡単ではなかった」
-ふだんあまり右をやっていないので難しい部分はあったか。
「もちろん左の方がずっとやってきたのでやりやすい。まぁ右でも与えられた役割をしっかりとしていかないといけない」
-エルシャーラウィを抑えろという指示が出ていたのか。
「相手のサイドバックだったり、ボアテングだったり流れてきたりして、かなりつかむのが難しかった」
-ミランは今、波に乗っている。
「力のあるチームだと感じた。若い選手も躍動している」
-バロテリはどうだったか。
「やっぱりいい選手だと思った。堂々としている。あれだけプーイングが起こっても自分のプレーをしている。度胸がある根性のある選手」
-ひざの検査はするのか。
「明日、いやあさっての火曜日。たぶん午後だと思う」
-どの程度のケガだという感触か
「ひざはやったこと(ケガをしたこと)がないので、わかんない。そんな大きなものではないと思う」
-痛み止めとかは?
「していないです。(幹部を)巻いている状態」
-クルジ戦の前に打撲があったのか。
「あれは打撲ではないけれど、同じ所だった」
-ダービーは他の試合と違うか。
「格別。何度やっても選手として光栄だ。誇りに思う。今までミランとの試合は負けていないので、この記録を続けたい。3勝1分なので」