カズ、麻生副総理にラブコール
カズことJ2横浜FCのFW三浦知良が26日、麻生太郎副総理兼財務相(72)にラブコールを送った。都内で行われた自身の等身大フィギュア展示発表イベントに出席した際に、“ギャングスタイル”と評判になっている麻生氏のファッションセンスに共感。「今度、ご一緒できたら」と対面を願った。この日は46歳の誕生日で、21年目のJリーグへ向けた胸の内も明かした。
帽子にマフラー、ビシッと決めたスーツ。そんなギャング風のおしゃれといえば、カズの代名詞だった。しかし最近、帽子を斜めにかぶり、さっそうと外交に赴く麻生氏のスタイルが海外メディアなどで“ギャングスタイル”と報じられ話題に。ライバル登場?というわけではないが、カズもこの報道を、しっかりチェックしていた。
「ニュースを見て、いいなと思いましたね。格好良かったです。帽子も普段からかぶっている(ように見える)かぶり方をしていましたし」
自身と通じるものを感じたのか、「僕が言う(論じる)ことじゃない」としながらも「今度ご一緒させていただけたら」とラブコールを送った。自分の等身大フィギュアに私物の帽子とストールをプレゼントする演出をしたこともあり、普段は話さないファッションについても熱く語った。
有名な「コンビニに行くためにスーツに着替える」というエピソードは「それは伝説」と否定したが、「まだお昼ですけど今日も3回着替えました」と、おしゃれぶりをアピール。「帽子もサングラスもスカーフも好きなんですけど、全部つけると怪しい人になるので、できるだけシンプルにしています」と、最近のこだわりを明かした。
46歳になって、だて男ぶりに磨きがかかっている。同世代へのエールを求められると「僕が励ましてもらっている。お互い年齢関係なくやっていきたい」と、渋く切り返した。フットサルに参戦した昨年と違い、今年は基本的にサッカー一筋で「FWとして怖い存在でいなきゃいけない。ゴールへ向かう気持ちでやりたい」と宣言した。サッカー界が誇るキングは、麻生さんに負けずダンディーだ。