FC東京・権田、試合後にエキサイト
「J1、C大阪1ー0FC東京」(16日、長居)
FC東京のMF高橋秀人(25)、GK権田修一(24)の日本代表組は、視察したザッケローニ監督にW杯予選ヨルダン戦への出場をアピールする絶好の機会だったが、不満の残る内容に終わった。
後半17分に交代した高橋は「自分のパフォーマンスがいい状態じゃなかった。心と体の状態を切り替えて代表戦に向かいたい」と、自らに言い聞かせるように話した。
権田は試合終了直後にボールを蹴り上げたことが審判への異議と取られてイエローカードを受けた。エキサイトし、審判に詰め寄ろうとしたところをチームメートから懸命に止められた。帰り際には冷静さを取り戻し、「ちょっと熱くなってしまって見苦しかったと思う」と反省の言葉を口にした。
チームも相手を上回るシュート数を放ちながら無得点に終わり、開幕3連勝を逃した。代表合流を控えた2人にとってはフラストレーションのたまる敗戦となった。