前田また不発 開幕からノーゴール
「J1、横浜M2‐1磐田」(16日、日産ス)
磐田は日本代表FW前田遼一(31)が開幕からノーゴールと不発に終わり、1分け2敗。
またも勝利に手が届かなかった。磐田は前半ロスタイムに主将のMF山田の鋭い左足ミドルシュートで追いついたものの、決ち越しを許した後の後半24分にMF鄭又栄が相手FWマルキーニョスの挑発に乗ってしまい報復行為で一発退場。1人少なくなってからもFWを投入して懸命に攻め込んだが、横浜Mの堅守を崩せなかった。「10人になってからも選手は勇敢に戦ってくれた。やり方を変えるつもりはない」と、それでも森下監督は前を向いた。
今季から3‐5‐2にシステムを変えたが、2トップの前田と金園が厳しくマークされ開幕から無得点。「自分が点を取れてないし、そこが勝負を分けるので…」と、エースの日本代表FW前田は無念の表情で敗戦の責任を背負い込んだ。