トップ下に香川&憲剛 つなぎ禁止令も
「日本代表合宿」(19日、ドーハ)
サッカー日本代表は19日、ブラジルW杯アジア最終予選・ヨルダン戦へ向けたカタール・ドーハでの合宿2日目の練習を全面公開で行った。
10対10の実戦形式の練習では、ヨルダン戦を欠場する本田圭佑(CSKAモスクワ)が務めてきたトップ下に、FW香川とMF中村が入った。中村の方がこれまでの主力選手が多いチームでプレー。だが、練習は主力と控えが混成。どの選手も「試合前日まで(先発)メンバーは分からない」と緊張感を保つ。
W杯予選直前の戦術練習としては、珍しく公開された。ゴール付近にセンターバック2人だけを配置し、攻撃側が4、5人で連係を確認。ザッケローニ監督は「手数はかけずに、人数をかけて攻める」と指示。シュート意識を高めるために、パスの過剰なつなぎを控えさせた。なかなかスムーズにシュートまで持っていけない現状に、DF内田は「日本人はつなぎ過ぎかな」と振り返った。