「国際親善試合、日本-カナダ」（２２日、ドーハ）

　発熱のため、カタール・ドーハでのチーム練習参加を見合わせていたサッカー日本代表のＤＦ今野泰幸（Ｇ大阪）が２１日、全体練習に復帰、カナダ戦（２２日、ドーハ）の出場を否定した。

　今野が練習場に姿を見せると、日本代表２３選手が練習場でそろうのが、今合宿では初めてとあってＤＦ吉田、ＤＦ内田から拍手で出迎えられる場面も。別メニュー調整ではあったが、チームと同じ場所で体を動かした。練習後は「状態は病み上がりです。（コンディション回復へ）全力を尽くすしかない。遅れちゃったので。相当痛いです。練習、参加できなかったし。体調は上がってない。明日は出ないと思います」と焦りを募らせていた。今野は１８日に微熱ながら発熱を訴え、１９日は宿舎で静養、２０日もジムトレーニングで調整していた。

　また、左ふくらはぎの張りのため前日２０日の練習を室内で行ったＤＦ栗原、左足付け根の違和感で別メニューだったＦＷ清武は、練習冒頭のパス回しには通常通り参加した。