辛勝神戸に不安 小川が左足首痛める
「J2、神戸2-1北九州」(17日、ノエスタ)
首位の神戸は2‐1で北九州を下し、勝ち点を22とした。
接戦を制した神戸が、大きな勝ち点3を手にした。0‐0の前半26分、MF小川が味方のシュートのはね返りを押し込んで先制。同点にされた直後の同36分には、小川からパスを受けたMFマジーニョが決勝ゴールを挙げた。
正ボランチのMFエステバンと橋本が、けがのため欠場。安達監督は「中盤のところで、ちょっとミスが多かった」と振り返った。それでも、急造ながら奮闘したMF田中と大屋については「全体的に見ると、よくやれていた」と目を細めた。
ただ、新たな不安を抱えた。全得点にからんだ小川が、相手のシュートをブロックした際に左足首を痛め途中交代。本人は「少しひねったくらい。次の試合に間に合うようにします」と話したが、21日の横浜FC戦の出場は不透明。独走ロードに吹く向かい風は、なかなかやまない。