選手引き抜き援助で用具係がクビ
サッカースペインリーグ、バリャドリードがトップチームの用具係、オスカル・フェルナンデス氏を解雇することになった。18日のスペイン紙マルカが伝えた。
報道によるとフェルナンデス氏は同チームのドイツ人選手MFパトリック・エベルトを近隣都市セゴビアのレストランに案内し、アトレチコ・マドリードのカミネロSDに引き合わせた。この密会はマルカ紙によって大きく伝えられ、所属選手の移籍を後押ししたかたちとなった用具係の解任をクラブが決めた。
カミネロSDは選手としてバリャドリードでプレーしたほかスポーツディレクターを務めたこともあり、フェルナンデス氏とは深い間柄。なお地元新聞によると15日時点では解任が発表されたが、翌日チームの正副キャプテンとジューキッチ監督がクラブ会長に再考を求め今季終了までの留任が決まった。