横浜M“鬼門”で開幕からの連勝止まる
「J1、新潟1‐0横浜M」(20日、東北電)
開幕から積み上げてきた連勝は、あっけなく「6」でストップした。後半33分に挙げた虎の子の1点を守り切って大喜びの新潟イレブンを尻目に、横浜Mイレブンはぼうぜんと負けをかみしめた。
東北電力ビッグスワンは“鬼門”だった。リーグ戦では2007年4月28日に勝ったのを最後に、これで6年間勝てなかったことになる。「なんか90分間、リズムをつかめないまま終わってしまった」とDF栗原は相性の悪さを嘆いた。
ボランチとして2試合連続ゴールを挙げていた富沢が左臀部(でんぶ)痛で欠場し、11カ月ぶりに小椋がスタメン出場。開幕からのいい流れが微妙に変化した。「小椋が下がって3バック気味になったり、元のダブルボランチに戻したりしたけど…。セカンドボールとか寄せとか向こうの方が速かった。負ける時はこんな感じ。こうすれば負けるというパターンもあるし、パワープレーもこうすればいいとか、また積み上げていけばいい」と中村俊は、この敗戦も糧にすることを誓った。