メッシ不発…バルサ微妙判定にも泣く
「欧州CL・準決勝第1戦、Bミュンヘン4-0バルセロナ」(23日、ミュンヘン)
1試合を行い、ホームのバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が2季ぶりの優勝を狙うバルセロナ(スペイン)に4‐0で大勝し、2季連続の決勝進出に大きく前進した。バルセロナはエースのメッシが万全ではなく反撃できなかった。第2戦は5月1日にバルセロナで行われる。
2日の準々決勝第1戦で右太もも裏を痛めた大黒柱のメッシに頼ったバルセロナは大敗。メッシは「プレーするのに十分な状態だった」と話したが、本調子でないのは明らかだった。
後半の立ち上がりにはタックルを受けて倒れた後、両膝に手をついて苦しそうな表情を浮かべた。「僕たちはここから巻き返さないといけない」と話すメッシは第2戦で輝けるだろうか。
欧州CLでは1997年以来となる4点差の大敗にロウラ・コーチは、得点に直結した微妙な判定への怒りが収まらなかった。折り返しを合わせたゴメスはオフサイドの位置にいたようにも見えたため「審判のことは言いたくないが、2点は間違ったゴールだ」とぶちまけた。