ネイマール、バルセロナ入りへ“布石”
サッカーのブラジル代表FWネイマールが所属のサントス(ブラジル)との契約延長を拒否し、今夏の移籍市場で欧州チームに移籍する動きが加速している。27日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボなどが報じた。
サントスの会長が契約延長交渉の「失敗」を表明。「今年の夏に他クラブへ放出するため、オファーを検討することになる」とスペインのラジオ番組に話した。ネイマールのサントスとの契約は2014年まで。移籍金収入が得られるのは今回だけに、来季開幕前が最後の“売り時”となる。
ネイマールの移籍先の候補はすでに“手付金”を払っているバルセロナ(スペイン)が濃厚となっているが、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が逆転での獲得を狙っているという話が出てくるなど、複数の欧州クラブが争奪戦を展開している。