INAC神戸開幕6連勝 圧倒5得点!
「なでしこL、仙台1-5INAC神戸」(27日、宮城ス)
首位のINAC神戸は仙台に5‐1で圧勝し、開幕6連勝で勝ち点を18に伸ばした。仙台は初黒星で同11。千葉は岡山湯郷と1‐1で引き分けた。INAC神戸はFW田中陽子(19)の先制点など前半に3点を挙げ、試合終了間際には左脚痛から復帰したMF澤穂希(34)もゴールを決めた。
けが人が相次いでも、INAC神戸の強さは揺るがない。ここまで5試合2失点の仙台を5ゴールで圧倒し、開幕6連勝を飾った。
先制点は19歳の田中陽。川澄の右クロスを待ち受け、落ち着いて蹴り込んだ。高瀬の故障で先発に起用されるようになったFWは「試合に出るとたくさん修正点が見つかり、練習を楽しくやれる」と好循環を口にした。
普段はゴーベルヤネズが務める3トップの中央では、18歳の道上が体を張って奮闘。試合終了間際には左ふくらはぎ痛から復帰の澤がクロスに突っ込んで駄目を押した。34歳の大黒柱は「あと3試合、しっかり勝って前半戦を折り返したい」と余裕の口ぶりだった。