仙台、無念の逆転負け…決勝T逃す

 「アジアCL・1次L、仙台1‐2江蘇」(1日、ユアスタ)

 1次リーグ最終戦が行われ、F組の浦和はアウェーでムアントン(タイ)を1‐0で下した。後半2分のDF那須大亮(31)のボレー弾を守り抜いたが、同組の全北(韓国)と広州恒大(中国)が引き分けたため同組3位に終わり、決勝トーナメント進出を逃した。E組の仙台もホームで江蘇(中国)に1‐2で敗れ、1次リーグ敗退が決まった。

 仙台は相手の猛攻に耐えきれなかった。先月27日、手倉森監督の母・朝子さんが亡くなった。同監督は同30日の公式会見を欠席して実家の青森へ帰郷したが、とんぼ返りで仙台に戻ってきた。江蘇戦当日の1日午後6時から営まれた通夜には参列せず、戦場で戦うことを当然のように決断した。気丈に振る舞う指揮官に勝利を贈りたかったが…。先制点を守りきれず、初挑戦の戦いが終わった。

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