バイエルン快勝 決勝は初のドイツ対決
「欧州CL・準決勝第2戦、バルセロナ0‐3バイエルン・ミュンヘン」(1日、バルセロナ)
バイエルンはアウェーでも横綱相撲だった。第1戦の4点リードもあり、余裕の試合運び。後半4分にロッベンが先制すると、後は一方的。リベリが左サイドを崩し、2点を加えて勝負を決めた。ロッベンは「欧州を支配してきたチームにこんな勝ち方ができてうれしい」と胸を張った。
前回、本拠地での決勝で逃した栄冠にあと一歩。あと1度警告を受けると出場停止となるシュバインシュタイガーら、3人の主力を後半途中に相次いでベンチに下げ、万全の状態で大一番を迎える態勢まで整えた。
既に制した国内リーグに加え、ドイツ・カップも合わせた3冠が現実味を帯びてきた。決勝はライバルのドルトムントと初のドイツ勢対決。ハインケス監督は「ウェンブリー競技場では、われわれが勝ちたい」と力強く言い切った。