香川に新指揮官 マンU監督にモイズ氏

 サッカーのイングランド・プレミアリーグで日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドは9日、エバートンのデービッド・モイズ監督(50)を来季の監督に迎えると発表した。27季指揮を執り、今季限りで退任するアレックス・ファーガソン監督(71)の後任。6年契約で任期は7月1日から。

 モイズ氏は「史上最高の監督の後任になるのがどんなに大変かは分かっているが、マンチェスターUを率いる機会はめったにあることではない。来季が本当に楽しみだ」とコメントした。

 スコットランド出身で、2002年にエバートン監督に就任。限られた戦力を活用する手堅い手腕で安定した成績を残した。最高順位は04~05年シーズンの4位で、09年にはイングランド協会(FA)カップで準優勝した。マンチェスターUに移籍したイングランド代表FWルーニーをデビューさせるなど、若手の育成にも定評がある。

 モイズ氏を推薦したファーガソン監督は「彼はこのクラブを率いるために必要なすべての能力を備えている」との談話を発表した。

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