C大阪またドロー 柿谷「情けない」
「J1、川崎F2-2C大阪」(11日、等々力)
C大阪は川崎と2‐2で引き分けた。
2点のリードを守れなかった。ここ5試合で4度目となる引き分けに、クルピ監督は「理由は説明しにくい」と首をかしげるしかなかった。
前半8分にMF枝村が今季初ゴール。同31分にはMFシンプリシオが決め、2点を先行した。今季初めて前半に2点を奪う理想的な展開も、後半は川崎の猛攻にさらされ、2点を失った。
FW柿谷は「(2失点目は)自分がボールを失ったところから。責任を感じている」とうつむいた。06年から半年間C大阪でともにプレーし、「あこがれの人」と語っていたFW大久保に2ゴールを奪われた。「どんなに仲が良くても、目の前で決められたら悔しい」。自身は2試合連続無得点に終わり「ただ試合に出ていただけ。情けない」と唇をかんだ。
大宮の不敗記録が途絶え、勝ち点差は1つ縮まった。首位追走には、エースのゴールが不可欠だ。