バロテリ人種差別ブーイングにうんざり
サッカーイタリア1部リーグACミランのFWマリオ・バロテリが12日夜のローマ戦で、ローマ・サポーターからの人種差別ブーイングに「ピッチを出ようかと思った」と本音をぶちまけた。15日に米CNNの取材に応えたもの。
試合では後半、ローマ・ファンから「ブー」というヤジが飛び、これを人種差別コールとしたロッキ主審が2分間プレーをストップさせた。バロテリは「出ようかと思ったが、規定により3-0で“机上の勝利”を狙ったように結びつくかも、と考えを変えた。そうでなければピッチを去っていた。次にまたこんなことが起こったら、ピッチを離れる。愚かな行為だ。試合を一時中断するだけじゃ何の役にも立たない」と怒りをあらわにした。